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暗号資産の情報を取得する

この文章では、テストブロックチェーンにアクセスしてトークンの情報を取得する手順を解説します。

今回はEtnereum互換テストチェーンであるG.U.Sandbox Chainを利用し、そのチェーンの上で既にこのチュートリアルのために「TUTORIAL」トークンが既に発行されていますので、その情報を取得してみましょう。

Ethereumにおいては、ブロックチェーンに登録されたプログラムには、必ずコントラクトアドレスという値が一意に振られています。今回アクセスするTutorial Coinのアドレスは0x9C19fB1e8c0773eE5f6B6FE95ea711279F524534となります。この情報はこちらのBlockExplorerより確認ができます。

プログラムの作成

それでは、まずプログラムファイルを作成してみます。

echo > getname.js

作成されたgetname.jsに以下のプログラムを書き込んで保存します。

getname.js
const erc20BasicLib = require("@gusdk/erc20-basic")
const ethers = require('ethers')

async function getTokenName(tokenAddress) {
endpointUrl = 'https://sandbox1.japanopenchain.org:8545/'
const provider = new ethers.providers.JsonRpcProvider({url:endpointUrl})

const coin = erc20BasicLib.ERC20Basic__factory.connect(tokenAddress, provider);
return await coin.name()
}

const tokenAddress = '0x9C19fB1e8c0773eE5f6B6FE95ea711279F524534'
getTokenName(tokenAddress).then(value => console.log(value));

プログラムを実行してみしょう。

> node getname.js
TUTORIAL

トークンの名前が取得できました。他の機能に関しては、リファレンスをご覧ください。

今後のチュートリアルのために、ウォレットをインストールしてテストネットのトークンを取得しましょう。